AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDとスピードライト2灯を使って、狭い簡易スタジオでポートレートの撮影をしました。
カメラはD750です。SB-700は2台用意し、カメラ本体をMASTERにして、スピードライトはそれぞれREMOTEのA、REMOTEのBに設定します。
スピードライトはストロボスタンドに取り付けて、半透明のアンブレラをスピードライトの前につけます。スタンドにはアンブレラホルダはついていません。別売りです。アンブレラは透過させるタイプと反射させるタイプがあり、私は半透明の透過型を使用しています。
アンブレラを使うと、スピードライトの灯が拡散されて、人物の全身に光が当たるようになります。
アンブレラの位置と、左右の強さを変えて、好みの光にします。ニコンのスピードライトの設定は簡単です。まずは黒バックにしての撮影。
モデルはK嬢です。
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED f/5 1/60 秒 ISO100
バックを黒にするのだったら頭の上の髪にも光をあてたほうがよかったですね。トップからも光を入れればよかったです。
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED f/5 1/60 秒 ISO100
陰影をつけると人物の肌に立体感が出ます。女性よりも男性の筋肉の方に使えるライティングです。
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED f/5 1/60 秒 ISO100
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED f/5 1/60 秒 ISO100
もともとスタイルがよくて、脚の綺麗なモデルさんですが、35mmで撮るとそれが強調されます。
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED f/5 1/60 秒 ISO100
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED f/5 1/60 秒 ISO100
全身を正確に撮るのはやはり50mmのほうが良いと思います。35mmでは体型がややデフォルメされてしまいます。
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED f/5 1/60 秒 ISO100
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED f/5 1/60 秒 ISO100
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED f/5 1/60 秒 ISO100
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED f/5.6 1/60 秒 ISO100
スタジオ撮影で35mmを使うカメラマンはいないと思いますが、距離をとれない場所で全身を撮るときに使えます。脚を少し長く見せたいときに使えます。ワザとらしさは出ますが、28mmで撮るより自然な感じはします。
AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G EDは、写りがとても良いので、単焦点の中でかなりコスパの良いレンズです。