Cobalt's Photolog

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車の写真とレンズの焦点距離

レンズの焦点距離の違いによる車の写真についてまとめてみました。

 

焦点距離によって遠近感が変わり、前後のタイヤの大きさなどのクルマの写り方も変わります。

 

被写体は私の愛車のマツダのロードスターRF。ロングノーズの典型的なスポーツカーデザインです。素晴らしいデザイン。2シーターなので使い勝手は悪いのですが、デザインに一目ぼれして購入しました。

 

 

まず24mmで撮影しました。迫力はありますが、かなりデフォルメされて不自然な印象です。

 

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次に28mm。24mmと比べて少しパースが弱くなりました。でもまだ大袈裟な印象です。

 

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以下の写真は35mmで撮りました。ちょっと雰囲気が落ち着いてきました。広角効果で迫力を出す場合でも、これくらいにしておいたほうが良いと思います。

 

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以下の写真は50mmです。車のカタチの見え方はだいぶ普通になりました。車のイラストであればこれくらいの感じで描きますね。

 

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次は写真は70mmで撮りました。望遠効果が出てきて、前後がやや圧縮されてます。これ以上の望遠レンズでは、撮らないほうがよさそうです。

 

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結論として、車は50mmくらいで撮るのがよいと思いました。背景とのバランスもあると思います。

 

撮影は夢洲の駐車場で行いました。ここは海を背景に車の写真が撮れる場所のひとつです。

 

 

以下は近くのナナガン(第七岸壁)で撮影しました。現在は立ち入り禁止になっています。写真の古い倉庫は現在は取り壊されていました。

 

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私は工業デザインを学んだので、絵で描かない構図やパースはあまり好きでないかもしれません。写真は自分の好みがあると思いますので、広角の迫力のある写真が好きな人もいると思います。