天保山で開催される個人撮影会がありましたので参加しました。ポートレートを撮るのは久しぶり。モデルは瞳の綺麗なLさん。
撮影する場所をカメラマンが自由に決めてよいことになってますので、予約後に撮影ポイントと撮影時間配分をしっかり考えておきました。日の入りの方角を調べると、海遊館の西南西の方角が日没の方向です。西側の埠頭のところにある、マーメード像あたりがよさそうな撮影ポイントです。
日没時間は午後4時47分なので、午後4時15分あたりから水平線が赤くなって30分間が撮影の勝負時間であると考えました。もちろんお天気次第になりますが、自然を相手に写真を撮る計画に絶対はありません。
日没の時間がくるまで、近くにあるジーライオンという車の展示場で、ウォーミングアップ撮影をしました。
Lさんはロシアと日本のハーフさんです。目鼻立ちがはっきりしていて、お顔が立体的ですので、顔の影が出過ぎないよう注意が必要。幸いこの日は曇り空であったので、レフやストロボは不要でした。
撮影場所のジーライオンは、赤レンガの古い倉庫を改装した車のミュージアムです。ビンテージの中古車なども売っています。初めて訪れましたが、レトロな雰囲気があって、良い場所です。
カメラはD750、レンズはAF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRです。空は曇りでだいぶ暗かったのですが、さすが高感度のカメラと高性能レンズ。技量の低い私でも、それなりの写真が撮れます。おまけにモデルさんもよければ、誰が撮ってもいい写真になるというもの。
しかしカメラの性能とモデルさんの魅力だけの写真ではせっかくの撮影が勿体ない。私も構図を工夫して、よい写真を考えながら撮りました。
日没の時間が近づいて来たので、海遊館の方に移動しました。夕陽を背に撮影です。スピードライトも持っていきましたが、やはり本体とセットでのストロボ撮影は自然な感じに撮れなくて、結局は露出補正しながら撮りました。
うーん、やはり夕陽バックの撮影は難しいです。日没までの時間が限られている焦りと、私の技術不足もあって、なかなか思うように撮れませんでした。
この場所は夕陽が綺麗な場所で、遊覧船の出発地でもあります。
難しい光の中でこそ、カメラマンのスキルが試されます。私はまだ撮影知識とテクニックが足りません。いろいろ反省をする撮影となりました。