国立国際美術館の「ヤン・ヴォー ーォヴ・ンヤ」展に行ってきました。
ヤン・ヴォーさんはベトナム生まれのアーティストで、世界的に有名な現代アーティストということですが、私は存じ上げませんでした。
作風は鏡、木材、石造、布などを組み合わせて、廃墟やストリートっぽいインスタレーションです。
大きな鏡に塗料を塗ったものを貼ったり、梱包やパレットや建築用の木材を組んでみたり、雑然としたもののに、どこかしら心惹かれる世界をつくりあげています。
ただ、美術館の空間と照明の演出効果でよく見えているところも大きいので、「これはすごい!」というところまでの感動はありませんでした。
でも新型コロナでしばらく美術鑑賞が出来なかったので、とても楽しめました。古典的な油絵が並んでいるより、近代アートのほうが楽しいのは不思議です。