美術館の展示会をチェックしていたら、大阪国際美術館の抽象世界展が最終日だったので、観に行くことにしました。ジャコメッティ展と同時開催です。
バイクで行こうかと思いましたが、今日は38度まで気温があがると天気予報で言ってたので、車にしました。昔は美術館の隣に大きな駐車場がありましたが、現在そこは新しい美術館「大阪中之島美術館」を建造中です。
建物のイメージは以下の感じ。おっきな黒いハコのデザインです。
駐車場も隣接されますね。バイク置き場もあるようです。
２０２１年に完成予定です。すごく楽しみです。国立国際美術館の隣にできることで、中之島が一層アートな場所になりますね。大阪は人口が大きい都市の割には、美術館が少なかったので、この美術館ができることは、アートファンにとって喜ぶべきことです。
私だって大阪市民。住民税もしっかり払ってます。へんなハコモノつくるくらいだったら美術館つくれよ、と昔から大阪市の行政を歯がゆく思ってましたが、大阪市を見直しました。所蔵品もたくさんあるようです。
近くの駐車場は満車だったので、土佐堀駐車場（地下）に車を停めました。日曜は９００円です。国際美術館の裏のバス駐車場は、いつも使ってないので、一般車用に開放してほしいなあ。
最終日だったので、午前中からお客さんはそこそこ来てました。大阪だってアートファンはいるのです。
抽象画は大好物なので、楽しみです。
観終わった感想。
今日が最終日なので、遠慮せずに書きますが、今回の展示会の企画は、はっきりいって手抜きの感じがしました。他の美術館との共同企画ではなく、国際美術館だけの企画だと思いますが、地下三階の展示スペースも半分くらいしか使っていないし、物足りない感じがしました。
ジャコメッティ展も、展示の目玉は広報している二点だけでがっかりです。
他はモデルの矢内原氏が書き留めた手帖、パリなどで撮影した写真やなんか。そんなのはっきりいって興味ないし。ジャコメッティの作品が少ないので、コレクションから他の作家の作品を並べたりしてるし、ちょっとどうなのかな。
いや、もっと小さい美術館なら、別にこれでもいいと思いますよ。でも天下の国立国際美術館として、今回の企画はどうなんでしょうか。眼福の作品は何点かありましたけど、アートファンに対するサービス心や、意気込みが感じられませんでした。次の企画への間の中継ぎの適当な仕事のようです。スタッフの人事異動でもあったのかな。
次回の企画は頑張ってほしいです。
