新型コロナのこともあって、今年の前半は、ほとんど趣味の写真撮影をしませんでした。先日久しぶりにポートレートの撮影をしました。カメラはD750、レンズはNikon AF-S 35mm F1.8G EDです。
ニコンレンズの1.8Gシリーズの中で、35mmという焦点距離を中途半端に感じていた私は、このレンズを使う頻度は多くありません。ポートレートを撮影するときは、24-70/f2.8や70-200/f2.8のズームを持っていくか、単焦点の28mmと50mmの組み合わせを使うことがほとんどでした。
ところが去年の年末に35mmを使ってから、このレンズが大好きになっています。もしかしたらポートレートはこれ一本でいいかもしれん、というくらい。
今回撮影したモデルは、なっこさん。モデル経験はまだ少ない美人さんです。
ISO400 f2.8 1/2000
ISO400 f5.6 1/500
ISO400 f2.8 1/2500
ISO400 f2.8 1/4000
ISO400 f5 1/80
ISO400 f3.2 1/1250
ISO400 f3.2 1/1000
ISO400 f1.8 1/500
ISO400 f3.2 1/1000
京都駅で1時間少し撮影しました。単焦点で撮るのは久々で、楽しく撮影しました。絞りを変えて、構図を変えて工夫すると、後で見るのも楽しいです。24-70mmのズームのほうが、撮れるバリエーションは多いはずなのに、単焦点のほうが面白い構図になるのは不思議です。
35mmは外で撮るのにちょうどいい画角だと感じます。50mmは背景を入れにくいし、28mmは広角が少し大袈裟になるので、35mmがちょうど使いやすい。
コンパクトというところもよいです。大きなレンズよりも圧迫感がないせいか、お喋りしながら気楽に撮影したせいか、リラックスしてモデルをやっていただけました。笑顔が多かった写真をとても気に入ってもらえました。
撮影技術が向上してくると、撮りたい構図に被写体を埋め込む写真を撮ってしまうことがあります。でも忘れてはいけないのが、人を撮っているということ。被写体の自然な笑顔は、撮影者が最も大切にしなければいけないことかもしれません。