Cobalt's Photolog

About Photos and Arts

Z50で使える中華広角レンズ

 

Z50用に「PERGEAR 7.5mm F2.8 APS-C マニュアルレンズ」を買ってみました。

f:id:toshihiko-w:20201220002024p:plain

35mmに換算すると約11mm。1万2千円くらいで購入。超広角レンズは値段が高い割に使用頻度が少ないので、安いレンズはありがたいです。前レンズは出目金になっていて、保護フィルターは使えませんが、この値段ならフィルターなしで気にせずに使えますし。

 

f:id:toshihiko-w:20210103094739j:plain

 

レンズの枠は金属で、ずっしりとした重さを感じます。Z50につけて重さをはかると748gでした。(メモリー、ストラップ含む)

 

絞りリングはf2.8からf22まで数字が書いてあります。ただしラッチはなくて無段階で回ります。カメラ側で絞り数値がわかりませんから、絞りはあらかじめ目分量で決めておいて、Mモードで撮ります。シャッタースピードを変えると、カメラ側がISOを変えてくれて、適正露出の写真が撮れます。

 

護岸の写真を撮りに行きました。

f:id:toshihiko-w:20210103100157j:plain

普段撮れない画角で面白いですね。

f:id:toshihiko-w:20210103100517j:plain

f11まで絞って撮りましたが、水平もちゃんとでて、予想よりも周辺は歪みが少なく、大人しい感じがします。

f:id:toshihiko-w:20210103101705j:plain

遠景を拡大してみました。解像もなかなかよいのではないでしょうか。広角を使う人は星空の撮影で使う人が多いので、そこまでの性能があるかはわかりませんが、フルサイズでなくAPS-Cで風景を撮っている人であれば、これは十分使える描画性能だと思います。

 

 

 

広角を手に入れてやりたかったのは、ペットの鼻でか写真です。

f:id:toshihiko-w:20210103101155j:plain

可愛いです。もっと鼻デカにしたいと思って、寄って撮るとピントがあいません。

f:id:toshihiko-w:20210103101221j:plain

 

 

最短距離はレンズの目盛りに0.12mと書いてありました。12センチだとかなり寄れるレンズですが、よく見かける鼻デカ写真は撮れません。あれはもっと広角のレンズですね。



超広角レンズで遊びたいと思っていても、使用頻度からすると割高感があっていままで購入できませんでした。しかしこのレンズはとにかく安いので、満足度が高いです。コスパがよいです。

 

APS-Cのカメラは、広角側のレンズがあまりなくて、カメラの楽しみ方に制限があるイメージがありましたが、こういう安価なレンズがたくさん出てくると、APS-Cでも十分じゃないか、とか思ってしまいますね。