大阪市大正区のあたりをうろうろしていて、中山製鋼所という場所の写真をZ50で撮りました。ここは工場やコンビナートの写真が好きな人にとっての、定番撮影ポイントのようです。
鉄と錆がいい感じですね。場所はこちらです↓
こういう写真は普通に撮るだけだと、迫力があまり出ないので、フォトショップで加工したくなります。最近フォトショップに追加された「空の置き換え」機能を使ってみました。
オリジナルファイルを開いて、編集メニューから「空の置き換え」を選ぶだけ。とても簡単です。設定画面から空の種類や明るさ、色などを好みで変更します。
例えば空を夕焼けや朝焼けに変更できます。鉄骨の間も綺麗に変わります。
空の領域を選択せずに、自動で空の表情を簡単に入れ替えることが出来るのはとても便利です。建築写真や商業写真を撮る際に、お天気が良くなるまで撮影できないなんて時間がもったいない。撮った写真に、あとから欲しい空模様をあっという間に入れられるなんて、デザイナーとしては嬉しい機能ですね。
愛車の写真もこんな風にドラマチックに演出できます。休みの日に天気がいいとは限りませんから便利!
でもこういう加工は、写真を撮るという視点から考えると、なんだかズルいことをしている感じもします。どんな手段だろうと出来た写真が綺麗だったらいいじゃないかという気持ちと、こんなの写真じゃなくてCG加工だから綺麗でも価値なし、という気持ちの両方がありますね。
もちろん趣味として楽しむのでしたら何でもありですし、広告写真やプレゼン写真としてはよいとは思います。
写真のコンテストはダメですねえ。