Cobalt's Photolog

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紫陽花のマクロ撮影

7artisans(七工房)の 60mm F2.8 APS-C マニュアルマクロレンズで紫陽花を撮りに出かけました。

 

Z50との組み合わせだと、コンパクトでいいのですが、Z50のファインダーは小さくて、マニュアルでピントをあわせたり構図を考えたりしていると、すぐに目が疲れてきますね。

 

Z5につけたほうがいいかもしれません。

 

Z5で、DXでのクロップ設定にして使うと、FXだと画像サイズは6016×4016ピクセルになりますが、DXでは3936×2624ピクセルになります。ちょっと小さくはなりますが、4K画質(3,840×2,160)くらいはありますし、大きくプリントしませんから、じゅうぶんでしょう。

 

 

一眼レフカメラを買った当初に花の撮影をしたときは、綺麗な花を探して撮ればいいや、くらいにしか考えていませんでした。花の撮影は単調で、つまらないと思ってました。

 

でも最近は、画面の構図を考え、被写体深度と背景の配色を含めて、どれくらい構図が美しくなるかを考えて撮るようにしています。そうやって考えることがたくさんあると、奥が深いと感じるようになりました。

 

花の持つ色彩、花びらの繊細さは、カメラマンの撮影テクニックによって印象がかわってきます。花の撮影は、抽象絵画に通じる美の探求がある気がします。色彩構成が楽しいのです。

 

花の撮影が好きな人は、色彩に対する感性が強い人なのでしょう。あと年をとってくると植物が好きになるのは何故でしょう。

 

7artisansのマクロレンズは安いので、私のようにたまに花を撮影したい人にとっては、よいレンズだと思います。また確認しながら撮れるミラーレスのほうが絶対いいですね。

 

ただひとつの懸念事項は防水機能。小雨のときに撮影するのでしたら、ニコンのマクロレンズのほうが良いと思います。

 

そう考えるとNIKKOR Z MC 50mm f/2.8も、結構いいレンズじゃないかなと思い始めました。

 

50mmという画角は風景を撮るには狭くなりますが、フルサイズにつけっぱなしにして花を撮りに行くときには、ちょうど使いやすいかもしれません。

 

中古で安いのが増えてきたら、買おうかなと考えてます。