Nikon Zoom-NIKKOR 35-70mm f3.5 AI-Sも少し興味があって、買ってみたレンズです。F3時代の古いレンズで1980年代のレンズです。当時の定価は¥95,000ですから、高級ズームレンズですね。24-70 f/2.8 シリーズへと続いていくレンズです。35センチまで寄れる簡易マクロがついていました。D750はマニュアルレンズの登録ができて、AI-Sの絞りを変えると本体に絞り値が伝わるようになっています。D750本体への登録は最小絞りをセットするので、正しい数値管理のためには、最小絞りが変動しないf値固定のズームレンズでなくてはいけません。
このレンズは、中古レンズショップで数千円で売ってましたので、買ってみました。
70mmで撮影(Ai-Sの焦点距離情報は記録されません)
40mmくらいで撮影(Ai-Sの焦点距離情報は記録されません)
35mmで撮影(Ai-Sの焦点距離情報は記録されません)
70mmで撮影(Ai-Sの焦点距離情報は記録されません)
35mmで撮影(Ai-Sの焦点距離情報は記録されません)
35mmで撮影(Ai-Sの焦点距離情報は記録されません)
レンズは少々重いですが、悪くない写りです。そりゃそうでしょう。30年前で¥95,000ですよ。レンズはその当時の最高品質です。昔のレンズのつくりはしっかりしています。風景写真を撮影するなら、重さとAFが無いのを気にしなければ、あと少し絞って撮るなら、まだまだ活躍できるレンズですね。今売ってるキットレンズと比べて、アドバンテージはあると思います。30年前のレンズが、今でもこれだけの仕事をするんですから、ほんとニコンという会社の製品は素晴らしいです。
35㎜から70㎜というのは少し微妙なズーム範囲かもしれません。でも以前焦点距離で検証したら広角は35㎜くらいが限度だったので、車撮影用レンズとしてはちょうどいいかな。単焦点で縛るのと同じように、35-70縛りという使い方としていいかもしれませんね。
ただ防湿庫のスペースをとってしまうので、このレンズは何度か撮影した後で結局処分しました。お手軽こそズームレンズの価値なので、やはり最新のレンズのほうが良いなあと思ったわけですが、機能が限定されているからこその使い方もあります。車限定レンズで置いといたらよかったかもしれません。