Cobalt's Photolog

About Photos and Arts

写真家・アーティスト

丸田祥三氏の写真集「棄景/origin」

最近、休日に時間があるときに、図書館で写真集をみています。 意外と写真集をたくさん置いているのです。いろいろと見ていると、廃墟写真のパイオニアである丸田祥三氏の「棄景/origin」という写真集がよかったので、家に所有したくなりました。 ネットで探…

「鷹野隆大 毎日写真1999-2021」展の感想

国立国際美術館で開催されている「鷹野隆大 毎日写真1999-2021」展に行きました。 鷹野隆大氏はまったく存じ上げない写真家です。でも国立国際美術館で個展をやるくらいだし、上のチラシの写真もよかったので、他にもおすごい作品が見れるに違いない、と期待…

モノクロプリントの仕掛けと魅力

大谷記念美術館で開催されていた、石内都氏の作品展にとても感銘を受けたので、もう少し彼女の作品について理解を深めようと、写真集などを数冊購入しました。 購入したのは「モノクローム」という写真エッセイと、「イノセンス」「連夜の街」の写真集二冊で…

石内都展とNIKKOR Z 35mm f/1.8 S の試写

写真家・石内都さんの「見える見えない、写真のゆくえ」という作品展を大谷美術館へ観に行きました。 石内都さんは1947年生まれの有名な写真家らしいのですが、私は存じ上げませんでした。実はこの展示会に行くつもりはなかったのです。予告記事には石内さん…

Andre Kerteszのポラロイド写真集

会社帰りに足を延ばして西梅田のジュンク堂まで寄り道しました。 私は阪急梅田駅と地下鉄梅田駅を通勤で利用しているので、本屋への寄り道は、茶屋町の丸善ジュンク堂か、ルクアの蔦屋です。この日は少し歩こうと思って堂島のほうまで歩きました。 いろいろ…

Tim Walkerの写真集

Tim Walkerの写真集を買いました。 Tim Walkerは1970年生まれのイギリスのファッションフォトグラファーです。i-Dとかにも写真が載っていましたね。かっこいい写真だなあ、と当時思ったことを覚えています。 この写真集は数年前から欲しかったものです。ただ…

元祖自撮り女王Cindy Shermanの写真集

またまた写真集を買ってしまいました。 最近は映画を見るより写真集のほうが面白いのです。 元祖自撮り女王といわれているCindySherman(シンディ・シャーマン)の写真集です。映画のワンシーンのような写真を自撮りで撮った人です。 まあなんていうのか、写…

George Dureauの写真集

George Dureau(ジョージ・デュロー)の写真集を見つけたので購入しました。 ジョージ・デュローは、ロバート・メイプルソープの友人で、彼に影響を与えた写真家です。1930年生まれ。 写真集は、若い黒人や切断者のヌード写真をモノクロで撮ったもの。メイプ…

Nick Knight 撮影のIsabella Blow作品集

1958年生まれのイギリスのファッションフォトグラファーNick Knight(ニック・ナイト)の写真集も先の記事の写真集と一緒に買いました。 Nick Knight氏が被写体にしているのは、Isabella Blow(イザベラ・ブロウ)というファッションデザイナーの作品を着た…

RomneyMüller-Westernhagenのポートレート写真

RomneyMüller-Westernhagen(ロムニー・ミュラー-ウエスタンハーゲン)という名前のフォトグラファーの写真集を買いました。 本屋で洋書の写真集を物色していたら、男の子の写真の表紙が目に留まったのです。何か感じるものがあって、買って帰りました。 知ら…

モリムラ@ミュージアムへ行きました

住之江にあるモリムラ@ミュージアム(M@M)へ行ってきました! ここは有名な芸術家である森村泰昌さんの私設美術館です。 一昨年にオープンしてから、そのうち行こうと思っていたにもかかわらず、行きそびれていました。最近写真で、自撮り作撮影を始めたの…

国立国際美術館「ヤン・ヴォー ーォヴ・ンヤ」展

国立国際美術館の「ヤン・ヴォー ーォヴ・ンヤ」展に行ってきました。 ヤン・ヴォーさんはベトナム生まれのアーティストで、世界的に有名な現代アーティストということですが、私は存じ上げませんでした。 作風は鏡、木材、石造、布などを組み合わせて、廃墟…

京都国立近代美術館「ニーノ・カルーソ展」

京都国立近代美術館でイタリアの近代陶芸の大御所「ニーノ・カルーソ」の作品展に行きました。 京都は新型コロナの影響で、観光客が激減しているようです。人が少ない。 展示会場の外の作品は写真を撮ってもよいようでした。 規則性のある造形が並ぶ作品にな…

国立国際美術館「インポッシブル・アーキテクチャー」展

国立国際美術館で「インポッシブル・アーキテクチャー」という展示会をやっていたので観に行きました。この展示会は巡回展で去年の二月から埼玉、新潟、広島とやっていたんですね。企画や設計したけど実現しなかった建築を集めた展示会です。 建築は好きなの…

あべのハルカス美術館「カラヴァッジョ展」

天王寺のあべのハルカスで、絵画展の「カラヴァッジョ展」が開催されていたので、行ってきました。 構成はカラヴァッジョの生涯を紹介しながら、カラバッジョがどれだけ影響力のあった画家であったのかを、他の画家の作品とともに紹介するという構成です。 …

ダリの絵

去年スペインのマドリードへ出張したときに感動したダリの絵について。 会社のあるデザインのプロジェクトに参加しました。状況を簡単にまとめると、デザイン開発をスペイン人デザイナーに頼んでいたのですが、デザイン案が提案された時に、これでいいのだろ…

上村松園と上村松篁の日本画

お天気がよかったので、以前から行こうと思っていた奈良の松伯美術館へバイクに乗って行ってきました。 この美術館は、日本画で有名な上村松園と上村松篁の絵が常設してあります。上村松園は女性の画家で、美人画が有名です。上村松篁はその息子で花鳥風月を…

国立国際美術館「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」展

国立国際美術館の美術展「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」へ行ってきました。料金は1600円でしたが、内容が濃かったためとても安く感じました。 帰ってからネットで調べると、巡回展で東京の次の開催でした。今年はウイーン関係の美術展が…

あべのハルカス「スクリーミング・マッド・ジョージ展」

8月も終わりに近づき、だいぶ涼しくなってきました。バイクに乗って、あべのハルカスまで行きました。市内の移動なので、久しぶりにジェットヘルメットで走りましたが、フルフェイスに慣れていると、風やら音やらで気が散りますね。やはりバイクはフルフェイ…

あべのハルカス美術館「ギュスターヴ・モロー展」

あべのハルカス美術館で開催中のギュスターヴ・モロー展へ行きました。 サブタイトルは「サロメと宿命の女たち」です。 モローのお母さん、恋人、そして絵の題材になった世紀末ファム・ファタル(宿命の女性)など、女性をテーマに展示をまとめていました。 …

昭和の写真家土門拳の愛した室生寺

昭和時代に活躍した写真家の土門拳が、最も愛した寺が奈良の室生寺です。50回以上撮影のために訪れたらしいです。 土門拳を惹きつけた魅力がなんなのか確かめたくて、私も以前に室生寺を訪れたことがあります。 室生寺は奈良県宇陀市にあります。 女人禁制だ…

ヴォルフガング・ティルマンスの写真

ティルマンスを知ったのは15年前です。 東京へ出張して、打ち合わせまで時間に余裕があったので、近くのオペラシティアートギャラリーで開催されているWolfgang Tillmans展に行きました。東京は大阪よりもデザインやアートのイベントが多いので、東京へ出張…

横尾忠則美術館めぐり

横尾忠則さんは兵庫県出身のアーティストです。私は横尾さんのアートが好きで、関西にある横尾さんの美術館はすべて行きました。 横尾忠則現代美術館 兵庫県神戸市灘区原田通3丁目8−30 王子公園駅の近くにあります。まずはここに行きましょう。横尾さん…

国立国際美術館「クリスチャン・ボルタンスキー展」

大阪国立国際美術館のクリスチャン・ボルタンスキー展に行きました。 国立国際美術館へはよく行きます。 宣伝ポスターの写真の裸電球を見て、記憶の中に残っているものがありました。もしかしたら・・・やはり調べてみると、以前行ったことのある豊島の「心…