新しいパソコンが届いたので、さっそく画像処理ソフトのTopaz Gigapixel AIでいろいろ試しています。
以下の写真はネットで拾ったアニャさんの写真。あまり画質はよくありません。
拡大すると顔がJPEG圧縮でお顔が荒れてます。
Topaz Gigapixel AIで処理をすると、あら不思議。ディテールがよみがえってます。
まさかここまで再現できるとは驚きです。
以下の写真が修整後の写真。スマホの解像度だとわかりにくいとは思いますが、画質がかなりよくなっています。
もう一枚、もっと条件の悪い写真を加工します。
ホントかよ？というくらい、ディテールが蘇りました。
「Face Recovery」という設定をONにすると補正がよく効いてきます。つぶれたまつ毛のところも細かく再現してくれうのはAI補正なのでしょう。
したがって細部をよく見ると、やや人工的な感じもします。とはいえ印刷原稿のために必要な画像が、解像度が不十分だった場合などに、役に立つでしょう。
前回の記事を書いたときは、パソコンのCPUが古く、処理時間がかかりすぎたので、いろんな画像の検証ができませんでしたが、ネットで落としたいろんな画像で試してみると、印刷物をスキャナーで読み込んだ古い画像よりも、もともとデジタルで撮られた低解像度のほうがディテールに違和感がありませんでした。
それと気のせいかもしれませんが、薄い日本人の顔よりも濃い西洋人の顔のほうが、再限度が高いような。
このソフトの利用方法として、仕事づかいではなくとも、大昔に撮った解像度の低い写真をリマスターするのによいと思いました。古いデジカメで撮った写真などは、今見るとひどい画像で、大きなモニターには表示できません。このソフトのリマスターで、使える画像になると思います。
最近、画像のAI補正は、スマホのアプリでも増えてきました。男性を女性化したり、年齢を変えたり、いろんな加工が身近になってきています。そういう流行を意識してか、最近のフォトショップのバージョンアップでは、クラウドでAI補正できる機能が追加されてきています。これからいろいろ進化しそうで楽しみです。
