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NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sを購入

やっぱりNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sを買いました。

 

 

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ただし新品ではなく中古です。いつもお世話になっているカメラ屋さんで、5万円台の中古美品があったので思わず買ってしまいました。「ニコンの先行きが心配」と言いながら、メーカーの利益に貢献できない買い方をしてしまいました。ごめんなさい。

 

私はZ5をボディのみ購入したので、以前から保有していたFマウントレンズ群をマウントアダプターFTZ経由で使用してました。Z5用のZマウントは初めての一本になります。

 

そして、f4通しのレンズいわゆる小三元といわれるズームを使うのは初めてです。普通小三元レンズを買うタイミングは、キットレンズか、あるいはもっと安いズームレンズ買い替えとして購入するでしょう。そして画質に満足できなくなって、大三元や単焦点のレンズを購入し、不要になって売却するとういう人が少なくありません。

 

私の場合は、Fマウントではありますが、すでに単焦点や大三元レンズを持っているのに、小三元レンズを購入する流れです。所有のレンズを組み合わせれば、明るいレンズの焦点距離はすでにあります。わざわざ暗いレンズを追加で買った理由は、大きさと軽さのメリットがあるから。単焦点や大三元レンズと比べて、大きさ重さ、性能のバランスがいいですからね。

 

それにf4通しということで、性能が低いと思われがちですが、本当はそれほど気にすることでもないと私は思っています。

 

バイクの世界で言うと、高級な明るいレンズは、排気量の大きいリッターバイクのようなものです。バイクの世界では排気量至上主義とのがあって、400ccよりも900cc、900ccよりも1300㏄のほうが、パワーがあっていい、と言う人もいます。でも実は日本の道路であれば、250ccくらいでじゅうぶんであったりします。

 

排気量の小さなバイクに乗っていると、大排気量のバイクってどんな感じかな、一度は乗ってみたいなと憧れ、資金に余裕があると買い替えます。しかし大きくて重いバイクは取り回しが大変だったり、パワーがあっても、公共の道路で性能を出し切ることはない、ということがわかってきます。そうして「俺には小さいバイクの方があっているな」と排気量の小さなバイクに戻るという人もでてきます。

 

同じように、大三元レンズのほうが小三元よりもf値が明るく、ボケも綺麗ではありますが、普通に撮る上では、小三元でほとんどの撮影ができます。小三元で撮れる写真も実はなかなかのものなのです。 

 

ただ、これも単焦点や大三元レンズを使ってみたから、わかっていることなので、大三元に買い替えたい人や、単焦点を購入したい人の気持ちはよくわかります。

 

バイクの例に戻ると、大きな排気量のバイクに乗ってなくて、憧れている人に「重いしパワーなんて使いきれないよ。買うのやめたら。」と野暮なことは言ってははいけません。

 

そもそも一眼レフなんて、アマチュアカメラマンにはオーバースペックなのですから。

 

ただ、小三元で満足できないという人は、一度フィルターで遊んでみることをおすすめしたい。

 

私は、24-70 f/2.8(旧モデル) や70-200 f/2.8用に、ソフトフィルターを数枚持っているので、NIKKOR Z 24-70mm f/4 Sにつけて撮ってみました。

 

ただし、フィルター径が異なるので、フィルター径を変換できるアダプター「ステップアップリング」というものを使いました。650円程度。

  

 

 

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私はソフトフィルターが好きで、女性のポートレートを撮るときによく使っています。72mmのNIKKOR Z 24-70mm f/4 Sにソフトフィルターをつけると、雰囲気のあるポートレート写真が撮れました。

 

なかなかいい感じに撮れました。ポートレートは明るいレンズじゃないと撮れない、ということもないと思いました。ブログにアップするのはNGのモデルさんだったので、別の作例をいずれまたアップしたいと思います。