昨日(2021年6月24日)に、MicrosoftからWindows11の正式発表がありました。
いろいろ調べてみたことをメモっておきます。
1.Windows10は最後のWindowsではなかった。
「最後のWindows」「これからは更新でいつも最新のOSに」とあちこちで目にしました。Microsoftという会社は嘘つきになりましたね。(今に始まったことではないが)
最近のハードウェアに最適化しようと思うと、レガシーな仕様は切り捨てたほうがよいので、最後のOSというのは無理だろう、とは思ってました。でもこんな社会に影響力のある会社が小学生にもわかる嘘を言うのはいかんでしょう。
しばらく大騒ぎになると思うので、訴訟好きのアメリカ人がどのように対処するのか見守りたいと思います。
2.今使っているPCにWindows11をインストールすることは出来ないことが判明。
上のマイクロソフトのページで、互換性の確認のところから、アプリをダウンロードしてチェックできます。結果、私のPCは互換性がありませんでした。
必要な条件のCPUコア数、メモリー容量、グラフィックカードなどはクリアしているし、それほど貧弱なPCではないのに、と不思議に思ってあちこち調べてみると、どうやらCPUは第7世代までは切り捨てで、第8世代からのOKのようです。これじゃあ、半分以上の人がWindows11にアップグレードできないのでは。
じゃあはっきりと、このページにそう書いておけばいいのに、ユーザーにあえてわからないように書く狡さ。不誠実な会社だと思います。(今に始まったことではないが)
私が現在使っているCPUはIntel Core i7 4790Kで第四世代です。CPUを交換するためにソケットを調べるとFCLGA1150でした。第8世代CPUのソケットはFCLGA1151なので、CPU交換は無理、Windows11をインストールするためには、マザーボード及びCPUの交換が必須になります。5万円はかかりますね。
3. Windows10のサポート終了は2025年
マイクロソフトによると、Windows10のサポート終了は2025年の10月の予定です。この計画だと、2025年にほとんどの会社や役所は大きなIT投資を行わなければいけません。マイクロソフトに非難が集中するのは明らかで、政府からの圧力もあるでしょう。したがってWindows10のサポートが延長されるか、Windows11のハードウェア条件が緩和されるか、どちらかが必ずあると思います。私の予想だと2027年まで延長かな。
4. さてどうするか
現在UIデザインの仕事もしているので、新しいOSを知っておかないといけないのが面倒です。会社のPCはIT部門が管理していて、サポート終了の2025年まではWindows10からバージョンアップしないでしょう。したがってWindows11を知るためには、家のPCをアップグレードするか、ノートPCを追加で買うということになります。現在ノートPCはマックを使ってますので、もうこれ以上はいらないし、Windows10もせっかく安定して使えるようになってきてるので、どうするかなあ。Windows11が出る今年末までに検討することになります。どうするかなあ。