Cobalt's Photolog

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NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR

持っているZ50を、もう少し有効利用するため、NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRを購入しました。

 

広角系が欲しかったので、Fマウントの「AF-S DX NIKKOR 10-24mm f/3.5-4.5G ED」か「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」の中古品を探していたのですが、あまり安くなってなくて、3万~4万円はします。それだったら、Zレンズの「NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR」のほうが、値段も安いし、コンパクトで軽いので、たまにはニコンにお布施するのもいいかと思って、NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VRを新品購入しました。

やはりZ50に取り付けると、大きさのバランスがよいです。しかも軽いので持ち運びがとても楽です。

 

フードは付属してなくて別売りでした。純正のHB-112は、アマゾンで4300円弱。高いなあと思って写真をよくみると、内側に反射防止の溝があり、プラスチックとはいえ金型構造がかなり複雑なようでした。たぶん金型が高価とか、プラスチックの材料が高いとか、値段相応のことはあるのでしょう。

 

でもやっぱり高いので、半額のJJC互換品を購入しました。JJCのフードを取り付けるとこんな感じです。内側の溝はありません。

フードをつけると、せっかくのコンパクトさがスポイルされて残念なのですが、小雨の日や日差しが強い日はあったほうがよいですから。

 

下が16-50との比較写真になります。12-28はレンズが飛び出ないので、ほぼ同じ長さ。重さは数十グラム重くなるだけです。

 

 

このレンズには、ニコンとしての初搭載になるパワーズームが搭載されています。無音でスムーズで、心地よいです。Z50では、カメラのファームウェアを新しくする必要がありました。コントロールf7で、背面のタッチパネルにズームボタンを割り当てることができます。

 

背面のタッチパネルボタンは、ピントをあわせるときのビュー拡大ボタンとしてよく使っていますので、私はパワーズームは使わないかな。コントロールf7で設定しておくと、リモコンプラスマイナスボタンでもパワーズームが使えます。このあたりはVlog機Z30との組み合わせを意識した使い方になるのでしょう。

 

 

 

 

このレンズを購入しようと思った最大の理由は、パワーズームでも軽さでもありません。28mm(フルサイズで42mm)という焦点距離です。しかもズーム全域の最短距離が19cmという短さ。42mmで撮ると花の写真も以下の通り。

f5.6ですが、近くに寄るとほどよくボケます。ぶらぶら歩きながら、花を撮ったりするのにも使えますね。

 

広角側は12mm(フルサイズ18mm)の画角なので、以下の通り。



パースが強すぎるので、広角ビョーンの写真はあまり好きな使い方ではありません。でも観光では後に下がれないところもあるので、これくらいの画角があるといざというときに便利です。

このレンズは、解像感がよいとのことです。まだ実感できる写真が撮れていませんが、もう少し使って楽しんでみます。

 

16-50もとてもいいレンズなので、使い分けには少し迷いますね。観光地に行って建物を撮るなら12-28、日常の使う範囲なら16-50が良いかなと思います。狭い部屋で人物の写真を撮るとき、広角を使いたくなると思いますが、顔歪んでしまうので16-50で撮れる画角で撮る方が良いと思います。