最近写真を撮る機会がほとんど無いです。コロナ禍の自粛や、暑いので出かけたくないというのが主な理由です。涼しくて人がいない夜に、工場夜景でも撮りにいこうかと思いつつも、腰がすっかり重くなってしまい家から出られません。
そういう時は、部屋でカメラを弄ったりしているだけなんですが、機材を整理したりしていると、いろいろと無駄なものを買っているのに気づきます。
買ったときは欲しかったのですが、後から買わなくてよかったと思うものをまとめてみました。無駄な買い物防止のご参考になれば幸いです。
無駄1位: レンズ袋
レンズを買い始めた頃、レンズ袋がついてくる場合がありました。袋があるので、大事なレンズを袋に入れて保管するようになりました。中古でレンズを買って袋が無い場合は、それを入れるレンズ袋を後から買ってました。
でも防湿庫に保管するのであれば、袋に入れないほうがいいのです。大きな防湿庫を買ったら、レンズ袋は邪魔になりました。袋はレンズを持ちだす時用に3~5個くらいあればよいのです。ありあまったレンズ袋は引き出しに詰め込んであります。
無題2位:レンズの保護フィルター
レンズを買う度に、保護フィルターを買ってました。Ai-Sのレンズを十数本買いましたが、それにあわせて全部保護フィルターを買いました。十数枚買ってから、保護フィルターは外で使う場合のみあればよくて、使いまわばいいことに気が付きました。防湿庫で保管するときに無くてもいいのです。
無駄3位:防湿ケースや小さな防湿庫
カメラを買ったとき、カビ防止のために最初は乾燥剤を入れる防湿ケースを使っていました。機材が少し増えてくると小さな電気防湿庫に変えました。さらにレンズが増えてくると、大きな防湿庫を買い替えました。もともと使っていたケースや防湿庫は不要になりました。カメラを趣味にするのだったら、最初から余裕のある大きさを買っておけばよかったです。ただし、防湿庫に余裕があるとレンズが欲しくなるので、諸刃の剣的なところはあります。
無駄4位:一脚
最初のころ三脚は持っていくのが面倒なので、一脚を持ち歩いていました。気に入らないので買い替えていたら、現在4本も所有しています。カーボン製の三脚にも一脚にも使えるものを買ったので、一脚は要らなくなりました。
無駄5位:低スペックのスピードライト
SB-300とSB-500など買いましたが、SB-700を買ってリモート撮影をするようになったら使わなくなりました。
無駄6位:いかにもカメラバッグ
"いかにも"なカメラバッグを買ってしまいましたが、なんだか恥ずかしくなって、使わなくなりました。自分の撮影スタイルが決まるまでは、バッグの中の緩衝材(インナークッションケース当)だけを使って、バッグは普通のものを使った方がよいです。専用のカメラバッグはよほど気に入ったものが無い限り買わないほうがよいと思います。
無駄7位:ズームのオールドレンズ
ニコンは古いレンズも使えるので、安いズームの中古レンズを買ってしまうことがありました。何本か買ってみましたが、必ず使わなくなります。安いのは画質が悪くて人気ないからです。結局お金を損するだけなので、安くても買わないほうがよいです。焦点距離が揃わなくても、撮っているうちにいろいろ工夫するようになります。
他:
古いデジタルカメラを処分するのであれば、早めに処分したほうがいいですね。時間がたてばたつほど価値が下がります。使う回数が多ければ多いほど、購入したかいがあるものなので、使わなくなったら処分したほうがよいのですが、使わなくても持っていたくなるのがカメラなんですよね。
それといい機材があればいい写真は撮れます。でもいい機材がなければ、いい写真が撮れないかというとそうでもない。ハードよりもソフトを大切にしたいですね。