Cobalt's Photolog

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Z50用マウントアダプター「BAVNGNZ50 N/G-N/Z50 0.7」の試写

「BAVNGNZ50 N/G-N/Z50 0.7」の評価です。

 

 

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レンズは「AI Nikkor 20mm f/2.8S」を付けて評価しました。

 

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「BAVNGNZ50 N/G-N/Z50 0.7」はフルサイズのレンズの作像部を0.7倍にします。そのレデュース部には数枚のレンズが使われているため、集光効果でf値はあがるものの、画質は多少は落ちるのかな、とは予想していました。

 

その確認をするため試写をしました。「AI Nikkor 20mm f/2.8S」をつけたのは、レデュースが必要なのは広角側で、標準から望遠のほうは、フルサイズの中心部だけを使うAPS-Cのセンサーを生かしたほうが、画質面でよいと思ったからです。

 

撮影は御堂筋のビル街で、開放側を使って撮影しました。

 

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建物の写真は、解像度が要求されるので、難しいだろうなと予想してましたが、やはりいまひとつです。露出も変えて200枚ほど撮り、全ての写真がピリっとしません。こういう種類の被写体には使えない、というのが感想です。

 

途中で35mmレンズに変えて数枚撮りましたが、しゃっきりとしないのは同じ。

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単焦点との組み合わせなら、そこそこ使えるのでは?と期待をしてたので、画像を見ながらがっかりしました。PCで等倍表示すると安いズームレンズよりも劣る画質です。味を楽しむという表現でもありません。

 

2万7千円もしたので、購入したのを後悔しました。ネットに評価やレビューがないのも、売れていないからでしょうね。

 

Z50でいろいろ遊べるやん!と喜んでいましたが、当面は防湿庫に入れっぱなしになりそうです。でもせっかく買ったので、何か使い道はあるのかもしれません。わざと画質を落とすようなレトロな動画を撮るときとか。

 

広角レンズだったら、中華レンズの「PERGEAR 12mm F2」(2万円)を買ってたほうがよかったかもしれません。うーん。

 

このマウントアダプターを購入しようと考える人は、かなりマニアックなレンズオタクだと思いますので、自己責任で購入されるとは思いますが、レンズをこれからいろいろ購入しようという方へはお薦めできません。

 

それから、右側についているレバーを開放側にしておくと、絞りリングを回しても、レンズのf値は開放のままで固定されるので注意が必要です。リングを回しても、絞りが変わらないので、レンズが壊れたのかと思いました。

 

レデューサーというアイデアはとても良いと思います。ニコンのレンズの技術者が設計して、ニコンが製造したら、もっと良いものが出来ると思います。やらないとは思いますが、ミラーレスで遅れていますので、変化球としてどうですかね。今期もニコンの売り上げが減っているので心配です。私はキヤノン、ソニーに乗り換えるつもりはありませんので、ニコンさんには頑張っていただきたい。

 

 











 

Z50用マウントアダプター「BAVNGNZ50 N/G-N/Z50 0.7」を購入

ニコンZ50に使うKIPONのレンズマウントアダプターを購入しました。

 

「BAVNGNZ50 N/G-N/Z50 0.7」という製品です。ネットに情報があまりなかったので、購入を検討されている方のためにまとめておきます。

 

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「BAVNGNZ50 N/G-N/Z50 0.7」は、FマウントのレンズをZマウントのボディに取り付けるためのマウントアダプターです。純正のFTZアダプターとの違いは、以下の三つになります。

 

1. 0.7倍のレデューサー機能がついている。

2.電子接点はなし。

3.手動で絞りを動かすレバーがついている。

 

まずレデューサー機能について説明します。Z50はセンサーがAPS-Cです。フルサイズセンサーとの大きさの差は以下のようになっています。

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フルサイズおよびAPS-C用のレンズは、それぞれセンサーの大きさにあわせて設計されていますので、フルサイズのレンズをAPS-Cで使うと、レンズがセンサーに送るイメージの外側は使われません。(上図の水色の部分)


レデューサーとは、Fマウントレンズの全描写領域を使えるようにするため、光学系を0.7倍に縮小し、描写エリアをAPS-Cのセンサーサイズに近づける機能です。下記図のように、青いフルサイズのエリアが、赤い線のエリアの大きさに縮小されます。

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縮小することによって、フルサイズの50mmのレンズを、APS-Cでも50mmに近いレンズとして使えるようになります。ただし、APS-Cサイズよりも少し大きいサイズに縮小されますので、完全に50mmレンズと同じではありません。それと、イメージを小さくするということは、光を集約させることでもあるので、f値は一段階明るくなります。

 

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望遠レンズ用にテレコンバーターというものがあります。ニコンだと1.4倍、1.7倍、2倍と3種類あり、レンズの描写領域を拡大するものです。この「BAVNGNZ50 N/G-N/Z50 0.7」は、その逆で0.7倍に縮小するものです。

 

フルサイズレンズをほぼ同じ画角でZ50で使えます。ニコンの純正品にあってもいいのではないかと思います。しかしレンズが売れなくなるか、あるいは性能を保証できないからなのか、サードパーティにしかありません。

 

Z50にこのアダプターをとりつけて、パンケーキのAi-s50mmf/1.8をつけてみました。外観に違和感はありません。BAVEYEの青いロゴが少し邪魔ですけど。

 

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50mmの単焦点のボケをZ50でも楽しめます。

 

 

AF-S 50mm1.4Gをつけた場合です。

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Gレンズを付ける場合、電子接点がないこのマウントアダプターでは、カメラ側から絞りを変動させることができません。マウントアダプターの右側についているレバー部を指で動かすことによって、Gレンズの絞りを変えます。ラッチがないので、無段階で絞りが変動するのが新鮮です。

 

このアダプターをつけると、Gレンズもマニュアルレンズと同じになりますので、カメラ本体はAモードにしてシャッタースピードを機械にまかせるか、Mモードにしてシャッタースピードを手動で指定し、ISOを自動変動にして撮影します。

 

画像サンプルは後日追加します。このアダプターがあると、古いAiマニュアルレンズとZ50の組み合わせでいろいろと遊べるので、フルサイズのZ5を買わなくてもよかったかもしれないと思いました。

 

「BAVNGNZ50 N/G-N/Z50 0.7」の購入価格は27,500円でした。質感は良いですが、使用頻度を考えると、少々高く感じました。フルサイズのマニュアルレンズをたくさん持っていて、Z50を購入した人が、ちょっと遊ぶためのアイテムです。

 

 

Z5とNOKTON 58mm F1.4 SLIIで紅葉ポートレイト

秋の大阪城公園でポートレート撮影をしました。

 

先日買ったばかりのZ5に、フォクトレンダーNOKTON 58mm F1.4 SLIIをつけて撮影しました。FTZをつけると望遠レンズみたい。

 

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NOKTON 58mm F1.4 SLII Nはコシナのマニュアルレンズです。数年前に4万5千円くらいで購入して、防湿庫に入れっぱなしにしていました。Z5のファインダーが、とても綺麗なので、このレンズを使って一度ポートレートを撮影してみようと思いました。

 

いろいろと気がついた点についてまとめます。

 

持った感じとバランスについて

 

まずはFTZとマニュアルレンズをつけたバランスについてです。FTZアダプターには当初好感を持っていませんでした。

 

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せっかくのコンパクトなミラーレスボディなのに、FTZをつけると大きくなってしまうからです。一眼レフのボディの厚みと同じくらいかと思って、寸法を測ってみると、Z5+FTZは背面液晶からFTZの前面までが76mm、D750は63mmでした。13mmも厚くなっているのです。

 

レンズを外してZ5のセンサー位置を見ると、ボディの前のほうにあります。一眼レフではミラー構造があって分厚くなるので、センサーをできるだけ背面に収納しようと頑張っていたのに、ミラーレスではセンサーを前に出しているのですね。昔のフィルムカメラと同じようなボディサイズになっても、センサー位置が前のほうなのです。ミラーレスのレンズが意外と長いのは、そういう理由なのだとわかりました。

 

それと、FTZの下側の四角い三脚固定部分。カメラ本体よりも下に出っ張ってます。不細工だなあ、と思いました。カメラを置くときも安定しません。

 

ところが、ですよ、撮影しているときは、以上の二点は気にならないのです。というのは、ピントリングが前のほうになるため、指で回しやすいし、出っ張った台座部分もカメラを持つ左手にうまくおさまるのです。見た目は悪いけど、持った感じと操作する感じはよいのです。さすがはニコンさん。うまくデザインされているということでした。見た目で偏見を持ってしまってごめんなさい。

 

 

さてカメラではなく、レンズの話をしましょう。まず三枚ほど撮影結果をあげます。

 

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58mmという画角について

 

ズームと単焦点を比べると、単焦点のほうがキレ、ボケともに優れています。逆光にも強いし、画像を後で見ると、やはり単焦点レンズはいいなあ、とあらためて思いました。スマホの小さい画面で見るとわかりにくいのですが、PCのモニターで見るとわかります。

 

しかし単焦点のデメリットは焦点距離が固定されるので、足を使ってカメラマンが動かないといけません。それが楽しいのではありますが。


上の写真では、しゃがんだ姿勢、椅子、立った全身を写しています。いろんな焦点距離のレンズを比較すると、58mmというのは様々なアングルで撮影できる単焦点の上限だと思います。85mm以上になると、上から見下ろしたり、下から見上げる構図というのは撮りにくくなりますので。望遠系でポートレートを撮ると単調になってしまうのは、被写体とカメラマンの位置がいつも同じ関係になってしまうからです。

また広角になればなるほど、撮れるアングルの自由度は増えますが、被写体が歪むというデメリットもあります。58mmは標準域では最も歪みの少ない焦点距離。被写体を正確に写します。撮って後で確認すると、58mmっていうのはいい画角だなあ、とあらためて思いました。(どのレンズに対してもいい画角と言っているような気もしますが)

 

f値とボケ、ピントあわせについて

 

明るい単焦点なので、今回はほぼf1.4の開放で撮影しました。ピントが浅くなるので、マニュアルフォーカスの作業がシビアになります。このレンズはCPU連動なので、Z5のフォーカスエイドが使えるので、ファインダー内の四角いガイドの色で、フォーカスを判断しました。

 

でもオートに比べると、ピントリングを回してフォーカスを合わせるのに時間がかかるため、AFレンズより撮影枚数は少なくなりますね。せめてf4~f5で撮って、特別なときだけ開放で撮る、という撮り方のほうがよいかもしれません。

 

ただボケっていうのは、写真を撮るときに便利で、背景に写りこむものすべてを誤魔化せるのですよね。多少いろんなものが入っても画面で主題が浮き立つのでよいです。

 

ただし、木々の間からの光など光源が多いと、光の玉がたくさんになってしまうので、ちょっとうるさくなってしまった写真も多々ありました。うるさいのが綺麗になってくれればよいのですが、私はボケマニアではないので、あまり詳しくありません。使いこなしをもう少し研究する必要があると思います。

 

以下は後からトリミングをした画像です。ソフトフィルターをつけなくても、女性の肌が綺麗に写っていると思いました。このあたりは古い設計のレンズを使う価値かもしれません。ふんわりとした画面で、瞳にピントがしっかりあってるとすごくいい感じになります。

 

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色について

 

今回は綺麗な色を撮りたい、と思いました。

 

綺麗な紅葉と、女性の綺麗な肌を表現したかったので、色はカメラにおまかせです。ピクチャーコントロールはポートレート、ホワイトバランスはオート、マルチパターン測光で撮りました。ポートレート撮影の場合、顔へのスポット測光で撮ることが多いのですが、ミラーレスのファインダーはタイムリーに測光結果がわかるので、撮りながらマルチパターン測光で撮った方がいいことに気づきました。顔の明るさはフォトショップで後から補正しました。

 

 

ニコンの色は、キヤノンに比べて悪い、黄色い、と言われていたのはもう随分と昔の話です。今は、遜色ないどころか、キヤノンに勝っているのではないかと私は思っています。今回のように色が大事な撮影でも、綺麗な色を吐き出してくれます。Z5のエンジンはEXPEED6。色はもう改良するところがなくて、輪郭処理とかを向上させているみたいですね。

 

以上、Z5、FTZ、NOKTON 58mm F1.4 SLII等、機材に対して大満足でした。

 

最後に、今回被写体になってもらったのはなほりさんです。瞳が綺麗で、透明感のあるモデルさんでした。ありがとう。

D800を処分してZ5を購入

新規購入したZ50がとても使いやすいカメラなので、結局フルサイズのZ5も買ってしまいました。あらら。

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何台もカメラを持っていても使わないので、そのときD800を下取りに出しました。自分の中では高画質カメラの必要性がなくなっていて、それほど惜しくはありませんでした。ただ、中古カメラ市場でD800が増えてきてるので、はたして値段がつくのかどうか心配でしたが、バッテリーグリップ付き5万円で下取りしてくれました。たいした値段がつかなかったら、誰かにあげようと思っていました。Z5はレンズを買わずにボディのみ購入。頑張って値引きしていただき、11万円の追い金ですみました。

 

Z50を使い始めてから「ミラーレスっていいやん」と思うようになりました。特にファインダーの綺麗さ。安いデジカメのファインダーとは違う美しさです。撮った後で、そのままファインダーで撮影結果を確認できるのがいいですね。カメラの背面液晶で確認しなくてもいいのは素晴らしい。

 

それにAi-Sなど、マニュアルレンズが使いやすいです。FTZアダプターも中古で購入しました。Z5はしばらくは、FTZをつけてマニュアルレンズ用として使うか、D750のサブカメラにしようと思ってます。

 

D750 は重さ840g。Z5(675g)にFTZ(135g) をつけると810gになり、D750とほぼ同じです。

 

下記がZ5で使えるレンズの一覧表です。マニュアルレンズは、AかMモードで使えると書いてます。フォーカスエイドはマニュアルレンズでは使えません。

 

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ところが、フォクトレンダーの以下の二つのレンズはフォーカスエイドが使えました。CPU連動できるからのようです。

 

ULTRON 40mm F2 SL II S

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NOKTON 58mm F1.4 SL II S

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やはりフォーカスエイドがあると便利ですから、このふたつはZ5の常用レンズになりそうです。

 

Ai-Sのレンズのほうもは、ピーキング機能で、同じように使えます。これもまあ使えます。

 

ただ撮りたいものが、今のところあまりないので、カメラ弄って楽しんでるだけ。勿体ないですけど。

 

しかし私のような機材オタクって意外と多いような気がします。ネットでも写真の撮り方より機材の解説ばかりの記事が多いです。Youtubeもそう。しかしカメラは使ってこそです。私も機材オタクから脱却することを今後の目標にしなければ。

 

 

 

逆光のフレアやゴーストについて

Z50の試写をするため、バイクで出かけました。写真を撮る場所に着くと、山に日がちょうど隠れる時間でしたので、三脚をたて逆光でバイクと自分を撮影しました。

 

逆光で撮影すると、カメラの素子やレンズの特性がよくあらわれます。一眼レフやミラーレスが、スマホのカメラに勝てるのはこういうところですね。

 

Z50につけているのは16-50の標準セットレンズ。フィルターはMARUMIのレンズプロテクト。太陽を直接画面に入れて撮ったので、フレアやゴーストが派手に出ています。

 

フレアは、太陽光などの光源にレンズを向けた時に起こる現象で、映像が白くぼやけて簿くなり、ふわっとした画面になりますね。

 

ゴーストの方は、太陽光がレンズ面で反射することで、絞りの形や楕円、光芒、光輪などが映りこんでしまう現象です。

 

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かなり派手に出ています。フィルターをとると少しマシになったのかなあ。撮るときには思いつきませんでした。

 

でもフレアもゴーストも好きなんですよね。特別な空間と時間を写真にできたような気がします。コントロールできるようになったら、写真と撮る楽しみが増えるのかもしれませんが、今のところ偶然にまかせてます。

 

太陽の光を利用した写真は、天気に左右されますし、一日のうちで撮れる時間は限られていますので、撮れるタイミングで、いっぱい撮っておきたいですね。

 

新規購入のZ50で自撮り撮影

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ニコンのZ50を買いました!

 

この前までZ5が欲しい!とか思っていたのに、結局買ったのはZ50(笑)

 

Z5が出て、ミラーレスをそろそろ買おうかな、と考えていましたが、所有しているD750やD800と使い方が重なりそうで、なんだか勿体なくて購入に踏み切れませんでした。

 

特にZ5と24-50レンズの組み合わせは、軽くてコンパクト。それはいいよな、と思いながら、もっと小さいAPS-CのZ50のレビューをみていると、評価がたいそうよいので、Z50のほうが欲しくなって買ってしまいました。

 

自分の中ではフルサイズ一眼レフ機のサブというより、いつもツーリングで持ち歩いているCOOLPIX Aの後継という位置づけです。COOLPIX Aはコンパクトだし、画質も綺麗で、満足度は高いのですが、記録用高画質カメラという感じで、撮影を楽しむというカメラではありません。風景を撮るだけではなく、バイクを入れた写真を撮ろうと思うと、ちょっと物足りないと感じていました。

 

まあ以下の写真のようなものは撮れるのですが。28mm縛りなので若干飽きてきました。

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それと、COOLPIX Aはリモートでスピードライトが使えないのです。ニコンのスピードライトを数台も持っているので、多灯ライティングが出来ないのは残念です。ニコンの一眼レフカメラは、スピードライトがとても使いやすいのに。

 

以上の理由から、Z50の16-50レンズキットを購入しました。リモコンのML-L7も一緒に購入して、いろいろと触ってます。操作系は一眼レフとほぼ同じなので、すぐに慣れました。大きさのバランス、それから電子ファインダーの見え方などが、とても良いです。

 

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一番気に入っているのは、とにかく軽いということ。携帯性の高い華奢な三脚への固定もいい感じです。一眼レフだと三脚を選びますから、装備全体が重くなります。

 

 

早速、夜間撮影に使えるか、仕事帰りに試し撮り。コンビナートを撮るだけではつまらないので、自撮りでテスト。

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焦点距離20mm(35換算30mm) ISO12800   f3.8    1/25   フラッシュなし

 

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焦点距離16mm(35換算24mm) ISO12800   f3.8    1/25   フラッシュなし

 

夜間ポートレートモードで撮影して、補正していません。いやあすごい。拡大するとそれなりに荒いのですが、なかなか使えます。リモコンの ML-L7もいい。Bluetoothでポケットの中でも使えます。

 

 

昼間の撮影もしたかったので、日曜日に加太の日本軍遺跡まで行って撮影テストしました。ここは前にポートレートを撮ったことがあるので、自撮りでも構図をつくりやすいと思いました。というか自撮りするためにわざわざ行きました。

 

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16mm(35換算24mm)  ISO4000    f3.5 1/60

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 21mm(35換算31.5mm) ISO3200   f8 1/40

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16mm(35換算24mm)  ISO3200 f3.5  1/60

 

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16mm(35換算24mm)  ISO6400 f4 1/5

 

私は自撮りはほとんどやらないのですが、自分を撮影するのってほんと大変ですね。特にピントあわせが難しいので、結局広角ばかり使ってしまいました。これではCoolpixAとあまり違わない使い方になっちゃうな。

 

 

(追記)

Z50で唯一不満だったのが、自撮りするときの液晶画面と三脚が干渉することでした。これは使えない!と思っていたら、いいものがありました。


これは便利です。Z50ユーザーは買うべきでしょう。安いモデルの2525は、電池とメモリー交換の際に、マウントを外さないといけないので2667のほうが良いです。

 

今は撮影モデルを気軽に頼める人がいないので、しばらく自撮り撮影をしながらこのカメラに慣れようと思います。

 

 

 

 

気になるZ5とセットレンズ

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気になります。欲しいです。ニコンのZ5。

 

私はまだミラーレスカメラは持っていません。ソニーのカメラは何度も買おうか迷いました。ですから、Z6とZ7が出た時には、購入することを真面目に検討しました。ミラーレスが欲しい理由は次のポイントです。

 

1.ボディがコンパクトで軽量。

2.マウントを使えば、他社のオールドレンズがいろいろ使える。

3.EVF(電子ビューファインダー)は拡大してピントが確認できるので便利。

 

しかし、やはり価格面がネックになり購入は見送りました。私のお財布感覚では、ぽんっと衝動的に変えるのは数万円まで。20万以上はかなり慎重になります。会社でも稟議案件の金額ですしね。それに20万以上使うのであれば、カメラよりレンズに投資したほうがよいのではないか、と思いました。そう考えて、昨年は70-200の大三元レンズを購入してしまいました。

 

また現在所有しているD750とD800やレンズなどの撮影機材を、目一杯使いこなせているとはいえません。ミラーレスを買ったとしても、撮れる写真はたいして変わらないだろな、とため息。

 

でも写真の出来と関係なく、新製品が出ると気になり、欲しくなってしまうのが、カメラ好きの悲しい性なのですね。私の写真趣味は、撮影よりも機材をいじる楽しみのほうが大きいので。とはいうものの、物欲に身を任せてしまうと、お金がいくらあっても足りません。お金を使う価値があるか、その投資した金額ぶんくらいは、幸せになるか、楽しくなるか、ということを購入前によく考えなければいけません。

 

それに所有のD750だって、高性能のカメラです。D750はそこそこ軽いし、単焦点Gシリーズも軽いのだから、それほど重くありません。EVFはバッテリーの消耗が激しすぎるし、光学ファインダーはやはりクリアです。シャッターのブレだって、一眼レフもちゃんと考えて使えば、さほどミラーレスにアドバンテージはありません。他社のオールドレンズに手を出す?レンズ沼には注意です。

 

でもやっぱり欲しいよな、と何度も思うところありましたが、最後に私の購入を止めてくれたのは、SDカードのスロット。Wスロットではなく、値段の高い、新しい規格が採用されているところ。最終的にZシリーズは買わない、という結論に至り、それからはソニーのカメラも気にならなくなり、心に平穏が訪れたのでした。

 

それなのに、ああそれなのに! 今年の夏、ニコンからZ5という悩みの種がまた登場しました。

 

Z6とほとんどスペック変わらず、値段が安くなっています。しかもSDカードのWスロットですね。トドメの一撃が、セットレンズの24-50のレンズです。本ブログの他の記事でも言ってますが、私の最も好きな画角は24mmから50mm。最近は標準レンズというと、24-70や24-85くらいになっていますが、昔は24-50や、28-50というズーム域が標準だった時代もあったのです。この画角のレンズが今時出るなんて。

 

 

 

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単焦点を使う人なら、レンズの焦点距離と画角の関係をよくご存じだと思いますが、街撮りや観光のお供でカメラを持っていく場合は、50mmが望遠側の上限なんですね。50mmの単焦点をつけて出かけたら、もう画角が狭くて使いにくいくらい。でも人物を撮るなら、歪みが少ない50mm以上が欲しくなります。

 

しかしちょっとf値が暗い。f/46.3は驚きました。望遠じゃないんだから。昔のAiAF24-50Dは、f/3.3~4.5だったのに。もちろん、同じようなレンズを作ることもできたはずですが、軽量性を優先させて、沈胴式(使わないときはレンズが収納)にした結果なのでしょう。

 

最新のボディの高感度CMOSセンサーと、手振れ補正、EVFがあれば、そもそも明るいレンズなんていらないのだよ、というニコンからの新しい提案のような気がしてきます。でもその理屈だと、高価な明るいレンズの存在価値を否定することになりますが、昨今の明るくて重いレンズ礼賛の風潮に、一石を投じる気概すら感じました。

 

また、このレンズとボディあわせて870gという軽さです。D750のボディ重量とほぼ同じです。レンズがコンパクトなので、サイズもかなり小さめ。そうD750ユーザーに思わせるよう、ニコンのHPはD750との比較になっている。ミラーレスを買わない私のようなD750ユーザーへの刺客とみて間違いないでしょう。ニコンはミラーレスで、さらにもう安価なクラスを投入してくるという噂もあります。ソニーとキヤノンとのミラーレス最終戦争に突入するのかもしれません。

 

以上のようにZ5が気になって仕方がない私でした。使っていないレンズ何本かとD800を下取りに出したら、安く買えるかなー、などと皮算用しています。

 

気になったので、ヨドバシカメラに触りに行きました。やはり軽いですね。ソニーでもう少し軽いα7Cという新製品が出るようですが、やはり軽いカメラが欲しいというニーズは大きいのでしょうね。

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ニコンのZ5は、24-50のレンズがついて、キットで20万円以下ですね。ヨドバシはポイントぶんを抜いたらそれくらいになります。ミラーレスのEVFは、新しい撮影のエクスペリエンスでいいなあという感じ。24-50はかなりチープなつくりなので、ボディだけを買って、後から欲しくなっても買えないレンズでした。買うのならキットで買わないと。FTZも買ったら23万。うーん、迷います。

 

しかし人間の物欲というものは、購入する前から購入した瞬間までが幸せのMAXで、購入後はだんだんと幸せ度が低下するという仕組みになっています。新しい機材を購入すれば、初めの頃は触っているだけで幸せになれるとは思いますが、それも数か月で、どうせ次の購入機材のことを考えるようになります。ミラーレスカメラを追加購入した場合に、自分の撮影スタイルがどう変わるのか、考えておく必要があります。

 

もしZ5を買ったとしたら?

 

私はFマウントのレンズをたくさん持っていますので、メインシステムをミラーレスに移行することはありません。したがってミラーレスはサブカメラとなります。

 

ミラーレスカメラのメリットは、前述の通り一番はコンパクトさと軽さです。D750は軽いとはいえ、単焦点をつけてもそこそこの大きさと重さになるので、気軽に持ちだせません。Z5は、D750を持っていきたくないなあ、という場面で活躍することになります。

 

現在そういう場合は、例えばバイクに乗って出かける時は、いつもCoolpixAを持っていきます。CoolpixAは28mmの単焦点ですが、ツーリングの撮影で困ったことがない万能の焦点距離です。アップが欲しい場合は、後でトリミングしてますし。しかし24-50というズーム域は便利でしょうね。

 

ではCoolpixAを手放すか?といえば、とても気に入っているので手放さないですね。それにズームがあって高画質なコンパクトカメラが必要ならX100等を買っているハズ。でも単焦点で困らないんですよね。

 

そう考えると、Z5をどこでどんな風に使うのかなあ、と思うのです。せっかく買っても触っているばかりで、なんとなく高い買い物になりそうな予感がします。お金があまっている人、レンズシステムをFからZに移行する人、初めてフルサイズを買う人、サブカメラを持っていない人なら価値が大きいと思うのですが。

 

ということで、今回も購入を見送るかもしれませんね。他の人のレビューを見て考えます。迷っているうちが楽しいですし。

D850について。そして高画質の必要性について。

現在ニコンの最高解像度のカメラはD850です。D810の3635万画素からイッキに940万画素あがって、4575万画素という途方も無い画素数。

 

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会社の後輩がこのカメラを持っていたので、ちょっとだけ、いいなあ、欲しいなあ、と物欲が疼きました。

 

しかし買っていないのは、買う必要がないと今の私は思っているからです。イソップ寓話のすっぱい葡萄の話ではなく、買い物についていつも考えるのは、その投資した金額分だけ、自分が幸せになれるかどうか、ということ。

 

普段から、もっと高画質であればなあとか、もっと画素数が多ければこんな写真が撮れるのに、とか不満を持っていれば、D850は私を幸せにしてくれるでしょう。でも、今使っているD750やD800でも、使うのは十分すぎるのですよ。

 

私はよくポートレートを撮ることがあります。ポートレートであれば高画素はそれほど必要ありません。写真を撮って、大判プリンタで出力することもありませんし、写真はスマホやタブレットで見るだけです。現在使っているD750は、6016×4016pixelですが、データを渡す場合、そんな大きなデータをもらってた方も困るだけなので、JPEGは長辺1200~1600pixelにリサイズして渡しています。

 

D750 を使い始めたときは、こんな高画質で撮れるなんて、と喜んでいました。でもしばらく使っていると、高画素というのも必要なのは時と場合だなあ、と思うようになりました。例えばポートレートなんて、高解像度なんて不要。曖昧でいいんです。毛穴までくっきり写って喜ぶモデルさんなんていませんから。なぜ女性がファンデーションで毛穴を目立たせなくするのか、それを考えたら高画質は嫌がらせでしかありません。フィルターつけて、ふんわりぼかして撮るくらいがよいのです。 

 

ただ、トリミングが自由自在になるというアドバンテージはあることは認めます。写真を撮るときに焦点距離と構図を考えて撮りますが、あとでトリミングすることを考えて少し大きく撮っておけば、カメラの水平にあまり神経質にならなくてよいということもあります。適当に撮っておいて、あとで修正すればいいので。

 

高画質を求めない写真の場合、単焦点ではなくて、ズームレンズで十分な場合も多いと思います。特に絞って撮る場合は、ボケ効果を使わないので、単焦点でなくてもかまいません。単焦点のよいところは、画角の工夫をすることで、表現の幅が広がるところです。

 

と、また買わない理由をあげてますが、仕事でストレスがたまったり、高画質で撮りたい被写体が見つかったら買っちゃうかもしれません。あと動画性能が良いみたいなので、スローモーション撮影とか出来るようです。それは少しやってみたいかも。

フィルムカメラについて

フィルムカメラでの撮影をしたくてたまりません。

 

記録媒体の優秀さでは、もう完全に、「デジタルカメラ > フィルムカメラ」になっていると思います。フィルムで撮影して印画紙に焼きつけするより、大判のインクジェットプリンターで印刷する方が、綺麗だし、コスパもいいし、パソコンで編集だってできるし、データも保管できるし、フィルムのメリットなんて何もありません。

 

唯一フィルムカメラがデジタルカメラに勝つところは、エモーショナルな、情緒的な部分くらいじゃないでしょうか。あとは機械フェチの感受性を満足させるところでしょうか。

 

私もデジタルやオートではない昔のカメラが好きで、何台か収集しています。モノを集めるコレクションというよりも、フィルムカメラの撮影をもう一度やるためという目的もあります。

 

フィルムで撮って現像に出してプリントをするだけだと面白くないので、印画紙に焼きつけるところまでをやりたいと思ってます。そろそろデジタルカメラも食傷気味なので、フィルムをやるための暗室をつくりたいと考えてます。

 

フィルム撮影のためのカメラとしては、ニコンのカメラを数台持ってます。お金の余っている人であれば、ライカとかを選ぶのでしょうけど、私はフィルム撮影用のレンズも、デジタルカメラの撮影で使いたいので、レンズのマウントを変えずに頑張っているニコンのカメラにしました。

 

ニコンは今も現役でフィルムカメラを売っています。F6です。

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これは残念ながら、私の持っているカメラではありません。このカメラは、現行デジタルカメラのレンズやスピードライトがそのまま使える最新のフィルムカメラです。しかし価格は30万円以上しますので、このカメラを買うくらいならD850買いますよ。

 

ではアナログのフィルムカメラのメリットは何か。これは最初に述べた懐古趣味、情緒的な価値というやつです。理科の実験をしている楽しさもフィルムにはあります。

 

私の所有するフィルムカメラの話に戻ります。まず一番モノとして気に入っているのはF3です。もうこれはプロダクトデザインとして最高です。とてもよいです。デザインはジウジアーロです。キヤノンはコラーニ、ミノルタはハンスムートと外国人インダストリアルデザイナーを活用するのがブームになりましたね。

 

持っただけで質感の素晴らしさが手から伝わってきます。フィルム撮影するのなら、これで撮影したいです。F一桁シリーズではF1とF2は古すぎで使いたくない、F4とF5はオートになってしまって面白くない、でF3が最高です。マニュアルレンズはF3と相性のいいAi-Sシリーズのみを集めています。

 

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もひとつ気に入っているのが、FM3A。AはオートのAです。マニュアルに露出優先モードがついた、F3よりもやや便利になったカメラです。これも素晴らしいデザイン。デジタルカメラではFUJIがこういう雰囲気のデジタルカメラを出しています。ニコンはDfというマニュアルカメラの雰囲気を持つデジタル一眼レフがありますが、分厚いので魅力半減です。

 

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あとFM2も持っています。

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ほか、安かったので買ったのがF100。あまり愛着はありません。中古カメラ市場でも人気もないですね。

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人からもらったFAもあります。ペンタ部がプラスチックで安っぽいですね。

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 以上私が持ってるフィルムカメラ5台です。コレクターではないので、他に欲しいフィルムカメラはありません。それよりも引き伸ばし機を今探しています。

 

引き伸ばし機って、もう製造メーカーが少なくなってるんですね。今欲しいのはLPL7700です。

 

http://www.lpl-web.co.jp/products/photo_enlarger_7700.html

 

暗室が意外と簡単につくれそうなので、そろそろこいつを買ってモノクロ写真で遊ぼうかと思ってます。

所有しているニコンのカメラとレンズ

趣味にはお金がかかります。

 

写真撮影も、真面目にやろうとすると、カメラ本体やレンズをいろいろ揃えることになり、それなりの出費が必要になります。揃えていく途中で、カメラメーカーを変えると、買い替え費用がかかりますので、どのメーカーで機材を揃えるか決める必要があります。

 

私はニコンで機材を揃えることにしました。

 

2019年現在、フルサイズカメラのシェアは、ソニーとキヤノンとニコンの3社がトップを争っています。

 

カメラメーカーは長い間ニコンとキヤノンがトップ2のブランドでしたが、ソニーがミラーレスで大きくシェアを上げ、コニカミノルタのカメラ部門も吸収したため、今ではソニーが一番手。キヤノンもニコンもシェアを落としています。

 

勢いのあるソニーに乗っかる人も多いと思いますが、私はニコンを買うことにしました。

   

ニコンを選択した理由は以下の通りです。

 

1. カメラとレンズのつくりが最も頑丈です。衝撃や水滴に強い。落としてもぶつけても簡単には壊れない。故障も少ないと思います。昔からプロが使ってきたため、耐久性のレベルが高いと思います。

 

2. Fマウントを変更せずに頑張ってきたので、数十年前のオールドレンズも現行機に取り付けて楽しめるところがよい。中古レンズ好き人は楽しめるブランド。ミラーレスでZマウントに変えたのは仕方ないです。

 

3. 自宅近所の梅田に、ニコンのSCがあるので便利。(その後は御堂筋に移転)レンズ交換式だとセンサーに必ずゴミがつきますし、クリーニングはSCへ持ち込みの方が安心です。故障や清掃の対応は、ニコンはとにかく丁寧で安心できます。

 

4. スピードライトのTTLが優秀。多灯ライティングをやろうと思ったらニコンがよいと思いました。

 

他の理由として、キヤノンの誇張した色あいや、壊れやすいソニータイマーが嫌で、消去法で選んだところもあります。

 

キヤノンやソニーは業務用のビデオカメラもつくっているので、動画はニコンより技術力があると思います。しかし我々のようなアマチュア写真家の作品に影響するほどの差はないと思います。

 

 

カメラはD750とD800、D3300を所有しています。(その後D800は売却し、Z50とZ5を購入)

 

 

D750はフルサイズカメラの最初の機種として2015年に購入しました。それまではD70とD5100というAPS-Cのカメラを使っていました。

 

D800は、2018年に追加で中古品を購入しました。バックアップ用のカメラが欲しかったのと、もっと高画質の画というものに興味があり、D850が出てから中古で安くなっていたD800を購入しました。7万円ちょっと。

 

Z6やZ7というミラーレスや、さらなる高画素機のD850など、物欲を刺激する機種はありますが、D750とD800はまだまだ現役で使えるいいカメラです。機能も使いきれてないません。

 

 

あとサブカメラとしては、携帯性の高いCoolpixAを使っています。

 

 

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CoolpixAは、生産終了になっているAPS-Cのコンパクトなカメラです。軽くて小さくて画質がいいので、バイクで出かけるときは、いつもこのカメラを持って出ます。ズームもなく、フルサイズ換算で28mmの単焦点のみですが、撮れる画像はデジタル一眼レフに負けていません。後付けの光学ファインダーも綺麗で見やすいので気に入っています。28mmという画角は私にとってオールマイティに使える画角ですので、単焦点でも問題ありません。

 

D750とD800用のレンズとして、以下のレンズを購入しました。

 

AF-S 単焦点レンズ

AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED

AF-S NIKKOR 24mm f/1.8G ED

AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G

AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED

AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G

AF-S NIKKOR 50mm f/1.4G

AF-S NIKKOR 60mm f/2.8G ED

AF-S NIKKOR 85mm f/1.8G

 

AF-S ズームレンズ

AF-S NIKKOR 18-35mm f/3.5-4.5G ED

AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR

 

AI-AF ズームレンズ

AI AF Zoom-Nikkor 24-85mm f/2.8-4D IF

AI AF Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4-5.6D

 

単焦点レンズは、1.8Gシリーズより1.4Gシリーズの方が性能は上ですが、価格が高く手が出ません。それに手持ち撮影が多いので、軽い1.8Gシリーズのほうが良いところもありますす。50mmf/1.4Gだけは安かったので買いました。

 

また、あまり使用頻度は高くありませんが、AI-S系のレンズも持っています。AI-SのレンズはD750、D800へ取り付け可能ですし、オートフォーカスは使えませんが、たまにはマニュアルでの撮影も楽しめますね。

 

AI-S マニュアルレンズ

AI NIKKOR 20mm f/2.8S

AI NIKKOR 20mm f/4S

AI NIKKOR 24mm f/2.8S

AI NIKKOR 28mm f/2.8S

AI NIKKOR 35mm f/1.4S

AI NIKKOR 35mm f/2S

AI NIKKOR 50mm f/1.2S

AI NIKKOR 50mm f/1.4S

AI NIKKOR 50mm f/1.8S

AI NIKKOR 85mm f/2S

AI NIKKOR 105mm f/2.5S

AI NIKKOR 135mm f/2.8S

AI NIKKOR 180mm f/2.8S

 

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AI-Sのレンズは、仕様よりも所有欲を満たすためのコレクションです。画質は今のGレンズのほうがよいのですが、今のプラスチッキーなレンズと違って、AI系のマニュアルレンズは金属とガラスの重厚感があり、触っているだけで楽しいのです。大阪の梅田は中古レンズを売っているところが多いので、オールドレンズを変える店が多いので、古いレンズ沼にはまるとヤバイです。

 

古い30年前のレンズが、現在でも普通に使えるのは驚きます。もちろんレンズよりも作品のほうが大切ですが、カメラの趣味は機械いじりの趣味でもあります。

 

フィルムカメラも、F3、FM3A、FM2、F100、FAなどを防湿庫に保管していますので、フィルム撮影もいつかまた、やってみたいと考えています。モノクロならフィルム現像から印画紙への焼き付けまでできます。 アナログの世界も楽しいですからね。

 

キヤノンやコンタックス、ペンタックスのカメラとレンズ、トキナーやタムロンのレンズも持っていましたが、今はニコン以外のカメラは全部処分しました。完全なニコン党です。ニコンさん頑張って!